第31章 華は枯れない

生でブチ込みかねない
何をしても、なんて
考えが湧いてもオカシクない

そんくらい俺も限界なんだ。

お前を手放すって事は
なりふり構わなくなる程
俺にとって痛いんだ
怖いんだ

そして何より

「姫凪、早く。萎えんだろ」

寂しくて仕方ねぇ。

キュッと唇を噛んで
俺の言う通り
ゴムを着けて上に跨る

「騎乗位慣れてねぇの？」

震える姫凪の
腰のクビレをなぞると
コクリと頷き恥ずかしそうに
目を逸らす