• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第27章 太陽に止まる蝶


「姫凪…大丈夫」

なにが?声、掠れてるじゃん…

『ゴメン…もう…』

止めて
離れてよ…

「謝んなって。
大丈夫だから…
…吐き出せよ…全部。
俺が全部受け止めてやるから
姫凪、変わんねぇよ俺は。
オマエが誰を好きでも
揺れても泣いても
逃げても負けても
俺はオマエが好きだから
気にするこたぁねぇ…
オマエは俺に
好かれてりゃ良い…
それもオマエの特権だ…」

木兎の声は話す度に
甘く優しくなっていく

こんな良い人を
甘えて壊すわけにはいかないよ
/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp