白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第24章 愛しい蝶と繋ぐ指
廊下の壁にぶつかり
ズルズルと腰を床に落とす義母
「あ…すいません…俺…」
罪悪感が足を彼女に向かわせ
手を取る
「ベットの上で謝ったら許してあげる」
取った手を引かれ
首筋に触れる唇
キュッと吸いつかれる感覚に
身を引いて
「許して貰わなくて結構です!
俺に…こんな事…
もう…しな、いで…」
苦しい…気持ちが悪い……!
「私じゃないと
満足しないくせに
あんなに乱れてたのに
今更何を…」
違う!あんなの…
ただの…悪夢だ…
悪い夢…だ…!