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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第18章 蝶よ止まれと華はその香で誘う


姫凪の声が耳をすり抜けて
頭まで届かなくて

「えっと…」

言葉さえ上手く紡げない

俺を拒否るために
お前は来たのか?

なーんだ。
俺スゲェ
嬉しかったのに、な。

シンシンと足元から
心臓まで冷えそうな外の風に
胸が痛い。

『木兎がいくら好きって
言ってくれても
付き合ったりとかは…ナイ
だから…ゴメン。
看病してくれてアリガト』
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