• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第18章 蝶よ止まれと華はその香で誘う


『あ…待って…!
木兎…話がある…の』

引っ張る手が弾かれて
姫凪が立ち止まった

「なに?俺の部屋で良くね?」

キョトンとして首を傾げると

『家には行かない。
ゴメン。初めから
行く気無かったの
駅まで呼び出したのはその為』

姫凪がスカートの裾を握る

え?どういう事?

『返すのに逢わなきゃとは
思ってたし
赤葦くんも居たから
出て来たけど…
研磨が…心配するから…
家には行かない。
私…は…研磨の…彼女だから』
/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp