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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第18章 蝶よ止まれと華はその香で誘う
「姫凪!」
紙袋を持って立ってた
姫凪に飛びつく
『あ、れ?木兎一人?』
眉間に皺を寄せる姫凪に
「赤葦は家で待ってる!
行こうぜ!
あ!嘘じゃねぇぞ!
電話して確認する?」
携帯を押し付けると
『いや…嘘とか言ってないから…』
小さく笑う姫凪
口元が綻んで目が細くなる顔に
思わずドキッとする
いや!笑っただけだし!
一人の心の中で突っ込んで
「じゃあ、行こっか!」
姫凪の手を握る
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