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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第18章 蝶よ止まれと華はその香で誘う
『木兎!』
手を振り上げる姫凪
怒った顔すら可愛いんデスケド!?
なーんてな。
「怒る元気も出たんだな
あんなに苦しそうだったから
心配してた……」
悲しいとか辛いより
怒ってる方がマシだ。
振り上げられた
手を握りしめて
姫凪を見つめる
『あ、ありがと…
…あの…離して…』
本当、アイツじゃねぇけど
お前なんなの?
「嫌だって言ってんじゃん
しつけーなぁ…」
可愛過ぎんだよ
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