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Sextuplet and I 〜奴隷契約〜

第2章 六つ子







お「んでー、そこ座ってんのが四男の一松!」


一「・・・・・・」

一松くんにちらっと視線を向ける。彼はこちらを見向きもせず猫じゃらしで猫と遊んでいる。


ーーーやっぱりこの人怖いかも。ていうか、もはや私嫌われてる?・・・


「あの・・・どうも、・・・」


ビクビクしながらも挨拶したが、彼はやはり猫に目を向けたままなにも言わず。


お「ごめんねななみちゃん、初対面とかだといつもこうだから。」


おそ松くんが申し訳なさそうに私に謝る。


ーーーそっか、人見知りか。


「いえ、大丈夫ですっ」


人見知りなら仕方がない!そう思い気にしないことにした。


お「んで次が「はいはいははいはーい!!五男!十四松です!!!特技は足が速いでっす!!!よろしくお願いします!!!!」


ピシッと手を挙げ、おそ松くんの話を遮り元気に自己紹介してくれた黄色の彼。そう、十四松くんが私の手を掴みブンブンと振りながら握手をする。


「ど、ども・・・よろしく・・・」


ブンブンと腕を振られながら引き気味で挨拶をする。


元気だなぁ・・・ほんとに元気にだなぁ・・・


そんなことを思いながらブンブンと振り回される。


お「よしっ。じゃあ最後、末弟トド松!」


ト「ふふっ、こんにちはななみちゃんっ。僕トド松って言うんだ。トッティ、って呼んでくれて構わないよ?それよりななみちゃん、まさかおそ松兄さんと付き合ってるわけじゃないよね?彼氏いるの?」


ニコニコと可愛い笑顔でマシンガンのように話すピンクの彼。ーーーこのひとがトド松くんか。


「あ、えと、彼氏はいません・・・よろしくね、トド松くん・・・」


こちらもやはり引き気味で答えてしまう。




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