第13章 監禁 ※チョロ松
〈チョロ松side〉
本当はここまで手荒な真似はするつもりなかったんだけど、気が変わっちゃってね。壁に押さえつけた時のあの顔。完璧にビビってたね。まぁ僕はそこまでクズじゃないから若干の罪悪感てものは感じてるよ。・・・でもまぁ、こんな怯えた顔されるとちょっとね、興奮しちゃうよね。
チ「ねぇ、トド松と別れる気はある?」
そう尋ね両手を押さえつけたままななみちゃんの脚の間へ自分の足を捩込む。
「別れる気は・・・ありませんッ・・・」
こんな状況だっていうのに僕のこと睨んじゃって。
まぁ、生意気なのも嫌いじゃないからいいんだけど。
チ「ふーん・・・そっか、わかったよ。」
痛い目みないとわからないみたいだね。
目の前にはななみちゃんがずぶ濡れになりながら此方を睨んでいる。
トド松とのデートの為に着飾ったと思うと腹が立ってくる。
濡れて下着が透けたブラウス。体にピッタリと張り付いたスカート。体のラインがハッキリと浮き出ている。
ーーーこんな状況で興奮しない方がオカシイよね。
あぁ、僕もついに童貞卒業か。
もう、我慢の限界だ。