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白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第16章 PROVE-証明する-


「だってまだまだ
子供だったろ!いや、今も子供だけど…」

「年齢でするんじゃないよ。恋なんて。
好きで好きで仕方ないから
彼女って肩書も欲しいし
愛されてる証だって欲しいんだよ

特に誰にでも優しいモテ男クンが
相手じゃ不安も相当だよ
きっとツライよ 

年齢だけはどうにもならないのは
あの子が一番分かってるはずだから」

カンナが俺に
ユックリ近付いて

「肩書なんか、とか
卒業まで、とかは明光くん
一人の考えだよね?
聞いてあげなきゃ。
あの子の話も。
押し付けるだけが
導くだけが愛情じゃないよ?
対等じゃないから
不安も膨らむんだよ?
お互いね?」

俺の頭をグリグリと撫でた
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