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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第11章 いつまでも変わらぬまま


なんで一言が繋げないんだよ
なんで………

いつも俺のせいで
蛍が傷付くんだよ
  
頭を抱える俺の耳に

〈姫凪ー?
メガネくんと喧嘩したんですかー?〉

想像してた声と軽口

「…オマエの電話に…
蛍が出た意味…」

いや。こいつは悪くねぇんだけど。

「…バレー出来なくしてやろーか?
って言ったの覚えてねぇの?」

焦りとさっきからの苛立ちは
消えなくて

〈俺、最大にヤラカシタ?〉

「タメ口かよ。クソガキ。」

うわー…俺感じ悪っ……
ゴメン、クロオテツロー。
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