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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第8章 野心を抱く者


「姫凪??」

『蛍…大好き…
何があっても…蛍が大好きだから』

僕に抱きつく身体は
蒸し暑い夜なのに
震えてる

何度も聞いた
"大丈夫?"に
姫凪は笑顔を返すだけ

今なら分かるよ

隠したんじゃない
忍び寄る不安を
黒い影を

認めたくなかったんだよね
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