【R18 食戟のソーマ】大好きなのに素直になれない。
第1章 プライドの高い先輩はいつも私を『のろま』という。
理解出来ていなかった四宮先輩を床に押し倒した。今でもやはり理解出来ないのか、驚いた顔をして見えて背中を打ったのか顔を歪めて私を強く睨んだ。
「テメェ…どういうつもりだ」
「どういう?さぁ…どういうつもりでしょうね。私はただ四宮先輩といい事がしたくて…?」
「お前、ふざけっ…」
そう彼がいい暴れる前に彼の調理服で巻いてあるスカーフを解くと両手首にギュッと巻いた。狼狽えた顔で私を見上げた四宮先輩に首を傾げる、解こうにも解けない結び方をしたせいか彼は私を睨み「なにやってんのか、分かってんのか!」と声を張り上げた。
ぎゃあぎゃあ騒ぐ口を、私の制服のリボンを解くと黙らせるように口に巻いた。抵抗出来ないように彼の上に馬乗りになり嘲笑う、そして調理服のボタンに手をかけた。
「んんっ!っ…んっ、ふっ…」
嫌がる四宮先輩を見下ろして、彼の細く引き締まった腰に撫で上げて胸板の先端周りを撫で回す。恥ずかしいのか首を左右に振る彼を見て、ゾクゾクと背筋が通った。ピンッと先端がたった為、胸を人差し指と親指で摘み転がして弄ぶ。
もどかしい気持ちよさが四宮先輩の理性と欲望の両方合わさって顔を背けて嫌がりながらも、身体は素直に敏感に感じている。そんな状態が続いて見えた。
「ふふっ…四宮先輩。気持ちいいんですか?こういった事をされたのはきっと初めてなのに…随分と感じているんですね?」
「んん!ふ、んんんっ!」
違うと左右に首を振り、耳まで真っ赤に染め上げる四宮先輩に向かって耳元で囁くように「素直になったら…もっと気持ちよくさせてあげますよ?」といやらしく口角を上げて目を細めた。耳にふぅ…と息をはく。大きくビクンッと震えた四宮先輩は、羞恥で頬を染めながら私をまた睨んだ。
口元のリボンを外し、私になにか言う事は?と質問し笑えば四宮先輩は「だれがっ…いうか…」と唇を強く噛んだ。生意気、感じているくせに…と呟き鼻で笑えば、胸板の先端をまた弄り始めた。先程までリボンが口元を巻いていたから声を我慢出来たが、布がないと声が漏れてしまい恥ずかしさで顔を歪める。
「ぁっ…んぁ…もうっ…やめっろ、あぁっ!」
止める訳がない。思い切り乳首を敏感にして…私の事を馬鹿にした事を絶対後悔させて最後には服従させてやろうと反抗する四宮先輩を見つめて笑った。
