夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第4章 ♡ヨカニセ?ブニセ?(岩泉一)完結
「姫凪チョット来い」
『はじめちゃん?』
「イイから早く」
姫凪の腕を掴み教室を飛び出る
バレー部の部室はさっき捌けたばっかだから
閑散としてて
汗の匂いとエアサロの匂いとが混ざって
男臭い
そこに似合わない姫凪の甘い匂いが混ざる
「姫凪、昨日及川と居たのか?」
『え?うん、帰りにたまたま会って』
わかってる。偶然だろ。
「なんかされたか??」
『えぇ!?まさか!そんなわけないよ!
及川君あんなだけどそんな軽くないよ!?』
知ってる。でもな…
オマエの口から及川誉めんの聞きたくねぇわ
「信じらんねぇ…確かめていいか?」
『なにを!?』
「及川に使われてねぇかだよ」
姫凪の身体を床に押し倒す
恐怖なのか嫌悪なのか
それとも期待なのか
どれとも取れるような姫凪の表情に
ゾクリと身体が震え
下半身に熱が篭もるのが伝わる
「大人しくしてればスグ済ませてやる」
姫凪の制服に手をかける
ジタバタ動く姫凪を押さえつけ
「聞こえてなかったか?
大人しくしてろっつったべや?」
耳に噛み付き言い放つ
『はじめちゃ…こんなの…ヤダぁ…』
オレだってこんな事するつもり無かった
でもよ…。
「1回切れちまうと簡単には繋げねぇんだわ
ボールも理性もさ」
『はじめちゃん!お願い待って!』
「待たねぇよ。チョット黙ってろ」
姫凪の唇にオレのネクタイを押し込んだ
「その顔エロいな…及川にも見せた?」
声の出せない姫凪の目から涙が溢れて
答えは聞かなくてもわかった
いや、ホントはこんな事しなくても
姫凪も及川もオレを裏切らない事くらい
わかってんだ。
「嫉妬ってこえーな姫凪…」