第21章 ~恋ネコ①~ 真っ直ぐプロポーズ
『ぃやぁぁぁん、リエーフぅっっ…』
『なぁに?アキ。』
『たまらぁんっ…』
『まだ何にもしてないし。今から。』
ゆっくりと出し入れ開始。
『…いゃん、いゃん、いゃん…』
俺の動きに合わせるように
イヤイヤ言うけど、
本当はイヤじゃないんだもんね~。
ガタガタと動く玄関ドアの音が
さらに俺を興奮させる。
朝から、玄関、だよ?
愛し合ってなかったら、
これってヤバイでしょ?
俺とアキちゃんだから
許されるんだもんね!
その時。
『いってきまーす。』
『あ、パパ、ゴミ、出してって…
タカちゃん、給食袋!』
…隣の家族が家を出る時間みたいだ。
うちのドアがガタガタいってたら
怪しいよな(笑)
挿れたまま動きを止めて、
かわりに後ろからおっぱいを揉む。
『…リエーフ…ぃゃ…』
『アキちゃん、
声だしたら聞こえちゃうよ、
お隣さんに知られたい?
今、玄関でセックスしてるって。』
『…ダメ…』
『じゃ、ちょっと静かにして。』
胸を刺激する手は休めることなく、
アキちゃんは
『…ぃゃ、ぃゃ、ぃゃ…』と
吐息のような喘ぎ声で堪えている。
やがてお隣さんが通りすぎた音がすると、
もう、俺もアキちゃんも限界だった。
玄関ドアは、音が危険だと判断し(笑)
壁に手をつかせる。
そして、俺の"外国人仕様"ならではの
超ビッグサイズペニスで、
アキちゃんが最近、達することが
できるようになったポルチオ攻撃。
『…ぁん、ぁん、ぁん、ぁん、
これ、だめ、すぐ、イクっ…』
言葉と同時に崩れ落ちるアキちゃんを
なんとか抱き止め、
そのまま玄関先に転がして正常位。
アキちゃんのお腹の上に
白い愛の絵を描く。
『ハァ、ハァ…リエーフ、
じ、時間は、大丈夫?』
乱れた体と息のまま、
俺を心配するアキちゃん。
ハッ…さすがにヤバイ。
『…アキちゃん、
こんなにしちゃってごめん…』
起き上がり、
ブラウスで体を隠しながら
ウフフ、と笑うアキちゃん。
『大丈夫。もう、忘れ物、せんでね!』
…うわぁん、俺、やっぱり
アキちゃんが大好きだ!
『夜、電話するから!早く帰ってくるし!』
そして、全力で
現実にむかって飛び出した。