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恋愛っていいことなの?

第11章 新しい臨時教員?


涼介side

なんですんなり話が進んでいくかが分かった。

そして、仲のいい同僚がいなくなって寂しく

ならないように、二人について憶測が飛んで

も守れるように俺を受け入れることにしたん

だと気がついた。

本当に美琴を可愛がっているんだなと思った。

それなら、その思いに答えなくてはと決意を

固めた。

そして、社長から預かった書類を渡した。

優輝は何が起きているか分からないよう

だったので、説明をした。

「美琴を迎えに行く時に、場所をネット

検索してたら、社長が通りすがって理事長と

幼なじみって聞いたんだよ!」

「だから、社長に頼んで、この学校で瑛太の

代わりに美術の臨時教員として働かして

欲しいと頼んだんだよ」

「突然、二人がいなくなって美琴も不安

だろうし、憶測も飛ぶだろうから美琴を

守りたいんだ」と言うと優輝は驚いていた。

しかし、理事長は俺の言葉に

「で、結局はどっちが美琴ちゃんの彼氏?」

とニヤニヤしながら訊いてきたので、

「「今、一生懸命アプローチ中です!」」

と必死に二人で訴えた(笑)

それに理事長は、

「どっちが彼氏になっても大丈夫そうだな」

と笑いながら言った。

そして、俺の方を向いて

「明日からよろしく」

「明日、8時に一回きてくれるかな?」

「職員に紹介するから、美琴ちゃんに

サプライズしたいから、言っちゃダメだよ」

と言いながら笑う顔は美琴に少し似ていた。

明日、美琴の反応が楽しみだ。
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