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恋愛っていいことなの?

第10章 忍び寄る危険


真帆side

優輝から電話がかかってきた。

はぁ、私がしたことがバレちゃったか(笑)

私はやけくそで電話にでた。

「優輝、もしかして気が付いちゃった(笑)」

と言うと、優輝が息を飲んだのが聞こえた。

「やっぱりお前が最初のメールを送ったんだ

な」と怒りに満ちた声で訊いていた。

「そうだよ!」

「だって、なんであんな天然女がモテて」

「私がモテないわけ?」

「いつもみんなに守られてるのに、気付かな

いあんな女のどこがいいの?」

「聞かせてよ!!」

「あの女と私の違いは何んなの?」

と言うと優輝は寂しそうに

「美琴は誰かのせいにはしない」

「全部、自分が悪いと抱え込んでしまうか

ら、助けたくなるんだ」

「お前も瑛太も人のせいにするのは、簡単

だろ、でもそれじゃあダメってことを

あいつはちゃんと分かって、考えて進んでる」

「お前と美琴の違いはそこだよ((( ̄へ ̄井)」

と言われて、涙が止まらなくなった。

「もうお前の家に着く、事情聴取のため

警察に来てもらうぞ」

と言われ、もう立ってもいられなくなった。

私は、そんな彼女に憧れて友達になったの

に、どうしてこうなってしまったのかな?
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