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恋愛っていいことなの?

第10章 忍び寄る危険


優輝side

美琴が指定した居酒屋に入るとストーカーも

居酒屋に入った。

俺は面が割れてるから、若干 変装をしていた。

居酒屋の中は俺に協力してくれた同僚の

警察官だらけだ。

涼介はそれに気付いて、気まずそうにしている。

しかし、美琴は一切気がつかない(笑)

その様子を見て、先輩が

「お前の好きな女は、この雰囲気に気付か

ないんだな」と驚いていたので、説明をした。

「美琴は、昔から超ど天然なんです!」

「大学で同じ学科だったやつの高校からの

友達が美琴なんですけど、人を疑わないし、

一人ぼっちを見つけると話しかけに

行っちゃうタイプで(笑)」

「容姿はかわいいから変なやつも寄って

きて、その度に高校から友達のやつと俺らが

守ってたんですよ!」

「そして、俺たちについたあだ名は・・・」

「4人のナイトと超ど天然な姫ですよ(笑)」

と言うと、先輩は爆笑!!

「でも、話のなかに一人足らなくないか?」

とさすが、刑事よく気がつく(笑)

「美琴の高校からの友達と今いる涼介と俺と

俺らを見てる傍観者ぽい同じ学科のやつが

いて、4人で守ってたんですけど」

「美琴の高校からの友達は東京で結婚して

、その時に再会してみんなが美琴を好きに

なったんです」

「でも、美琴は気がつかなくて、気付かせる

のに苦労して」

「その後、先日まで三つ巴戦をしてて、

やっと落ち着いて、3角関係になったところ

です(笑)」

と言うと、先輩は固まっていた。

まぁ、説明をしている自分も無茶苦茶だと

思うから(笑)

しばらくして、やっと先輩がこっちの世界に

還ってきて、憐れなやつを見るみたいに俺を

見て、「頑張れよ!」と言った。

そうこうしていると、美琴の携帯に

ストーカーからメールがきたので、涼介に

合図を送って、店から美琴を帰らせた。

でも、まさか緊張している瞬間に美琴が

「かえりゅ」って言ったのには、

かわいいけどちょっと苦笑いだった(^_^;)

そして、帰る時に涼介が後は任せたぞと目線

で伝えてきた。

さて、ストーカーを退治しますか!
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