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【ハイキュー】大王様の奴隷〜命令H〜【R18】

第3章 逆らいの条件


そんな二人を見てたら、自然と笑みがこぼれてしまった。


「ふふっ……」


あ……。


つい、と思って口を押さえたけれど、次の瞬間二人の顔から冷たさが消えた。


私の方を向いて二人は楽しそうに笑顔を向けてくれる。


岩泉先輩の笑顔に愛おしさを感じるのはもちろんだけど、及川先輩が笑ってくれたことが嬉しかった。


その時……やっぱり後悔してしまった。


「青城に、来てれば…良かったっ……」


岩泉先輩に言われたとき、岩泉先輩の近くにいられないことが辛かったけど、それがベストなんだって思ってた。


けど、今普通に笑ってくれる二人を見たら……涙と一緒に勝手に思いを言ってしまった。


青城に来て、何にも考えず。ただこの人達とバレー部でいたかった……。


「うん。俺も待ってたのに……」


及川先輩はそっと触れるだけのキスをして、私の涙を拭ってくれた。


「本当にごめんなさい……」


「いいよ。ただ奴隷にするのは諦めてないから」


そう言うと、再びキスをしてきた及川先輩。


どんどん荒々しくなっていって、岩泉先輩の前なのに及川先輩の舌を求めてしまう。


この時からもう私の頭の中に「耐えなきゃ」なんて考えはなかった。


快感に溺れてしまってた。


ブレザーを脱がされて、ベストの上から胸に触られる。


あまりに久しぶりの感覚に、いきなり電流が走ったような快感を感じた。
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