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【ハイキュー】大王様の奴隷〜命令H〜【R18】

第13章 敗北の慰め


私が今感じているのは快感の他には、もう無理やり口を犯されないことに対する安堵感だけだった。


扱き終えた影山の硬くて熱くなった先っぽが当てがわれて、簡単にナカに滑り込んでくる。


私の腰を掴んで奥にグッと沈められれば、すぐに全部私のナカに入った。


ほぐれた膣の内壁も影山のが入ってきたら、嬉しそうにキュウっと吸い付いて離さない。


「んっ……」


私の体から快感を得て零れた喘ぎ声に、嬉しさも胸の高鳴りも感じない。


体の気持ちよさと感情が別々に離れていくのを感じた。


「んあっ、はあん…あんっ、あぁ!」


ゆっくり始まったピストンがすぐに速くなっていやらしい音を立て始めた。


バックのまま突かれて、私は布団に顔を押し付けて喘ぎ声をあげる。


ずっと影山の顔も手の動きも見てない。


影山の行為が私相手じゃなくてもいいって感じたみたいに、私も誰とシてるんだろうなんて思ってた。


もはや頭の中から意地だとか受け入れるだとかそんな考えは消えてた。


服を脱がそうと動く影山の手の動きに、力を振り絞って自分から脱ぐ。


突かれながらジャージを脱いで、Tシャツを引っ張って、引っかかってるだけのブラを外した。


何もまとってない状態になって晒された私の背中に影山が噛み付いて歯を立てる。


「アァッ…、ック…!!」


喘ぎ声と一緒に痛みに耐えきれず声を上げた。


腰を打ち付けて快感を貪る影山には、私の叫びなんて届かない。


喘ぎ声と混ざっているのもあってそれはまるで痛みを喜んでるみたいな声にも聞こえた。


ぐちゃぐちゃ性器同士が擦れあいながら奥を乱雑に突かれる。


離れた口は今度は肩にもっと強く噛み付いた。


ッ……!!!


「あああっ、はあんっ、あん…!」


痛いっ……!!


声にならない声と嬌声を被せて、ボロボロと涙が溢れ出した。


セックスしててよかった。今快感がなければ、もっと私は泣き叫んでた。


動物みたいに愛もなしに激しく出し挿れするだけで、影山は私の背中や肩に何度も噛み付く。


涙でびしょ濡れになったシーツに自分の頬を押し付けていることに気づいた。


ねえ、私たちは何をしてるんだろう……?
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