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セレスタイトの歌声【サモンナイト2】

第3章 ペリドットの癒し


「無事だったか!?」
「……貴様っ、アレスをこの場に連れてきてどうするもりだった!?」

そこにきて、ルヴァイドの怒りが爆発し兵士の胸ぐらを掴み上げた。
イオスに手の縄を切ってもらったアレスは、慌てて仲裁に入る。

「ルヴァイド、聞いて!私がこの人に頼んで、捕虜にしてもらったのよ」
「お前も何を考えている!?俺はお前に隠れていろと言ったはずだ!!」

ルヴァイドの怒声に、アレスの瞳が再び潤み始めた。

「だって…私は…」
「言いたいことがあるなら言ってみろ」
「ルヴァイド様、落ち着いて下さい…」

イオスも仲裁に加わり、ポロポロと涙を溢すアレスの顔を覗き込んだ。

「アレスは、ルヴァイド様が心配だったんだろう?」
「……」

こくりと、アレスは首を縦に振る。
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