• テキストサイズ

セレスタイトの歌声【サモンナイト2】

第6章 アイオライトの涙


〖それが王-エルゴ-の意志〗

脳に轟々と響く音声に、理性が遠のいた。

「…エルゴの…」
「あん?この女なんか言ったか?」
「ショックで混乱してんじゃねーのか」
「だよな。可哀想に震えちゃて…へへへ、じゃあお先に頂くぜ」

男が自分のイチモツを握って、アレスの秘部にあてがった。

〖犯される前に殺すのだ!〗
〖お前は大地のエルゴの乙女なのだ〗
〖こんな薄汚い者に汚されてはならぬ!〗
〖お前が殺らなければ我らが…〗

「な、何だ!?地震か!?」

大地が揺れる。
男たちの驚愕の声が、ざわめく夜鳥の鳴き声にかき消されていく。
/ 332ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp