第3章 ペリドットの癒し
「…っ!!」
ルヴァイドはアレスを抱き抱えてベッドに沈ませると、彼女の上にのし掛かって噛みつくように口付けた。
「激、し…すぎぃ…っ」
呼吸のタイミングが掴めず、抗議するアレスの、その吐息すらルヴァイドは奪う。
逃げる舌を追い掛け、しゃぶる。歯列も舐め回し、口腔を蹂躙する。
じゅるじゅると音を立てて唾液を吸い、生理的な涙を浮かべたアレスの頬にも舌を這わしてそれを舐めとった。
「…ちょっとストップ…」
「駄目だ」
押し退けようとするアレスの手を自分の手と絡め、何度も何度もキスをする。
次第にアレスの頬が上気して、吐息もだんだんと熱くなってきた。
「口を開けて舌を出せ」
ルヴァイドは一旦唇を離し、とろんとしたの表情のアレスを見下ろす。
アレスは素直に従った。