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第2章 カラフルな愛情
黒子side
遥君の目線の先にはいつも僕がいる
きっと、 遥君は僕のことが好きなんだと思う
「もう、5分前ですので今日の朝練は終わりです」
遥君の綺麗な声が体育館に響き渡る
この声を誰にも聞かせたく無い
自分だけのモノにしたい
そういう感情が出てきてしまう
「黒子っ!お疲れー!」
そういって僕にスポドリを渡す
そのスラリとした手を今にでも僕のモノにしたい
「ありがとうございます」
君がいつでも僕を見つけるように
僕も君ををいつでも見つけられる
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