第2章 女
数分後
準備終わり
サソリ『...準備出来たぜ』
デイダラ「じゃあ、そろそろ行くぞ。うん」
アジトから出て
歩いてから数分後
サソリ『..ハァハァ(大変だ...ヒルコから最近出てなくて歩いてなかったしな..、しかも女になってるからそろそろ疲れてきた...)』
息を荒らげながら歩くサソリが気になり隣を向くデイダラ
デイダラ「旦那、疲れてんのか?」
サソリ『..疲れてねぇよ』
デイダラ「嘘つけ。息荒げてんじゃねーか。うん。旦那は、ヒルコに乗ってばっかだから、運動不足なんだよ」
サソリ『何が言いたいんだ..、テメェは。』
デイダラ「オイラがこうしてやるって言ってんだよ」
サソリを抱っこすれば何をするのかと思えばお姫様抱っこをして
サソリ『...?!お、おい..どういう事だよ..?』
驚いたサソリは降ろしてほしいのか脚をジタバタ動かして
デイダラ「どいうことって、あんたが疲れてるっつーからやってあげてんだよ。うん」
サソリ『ッ.....お姫様抱っこは、普通、女にやんねぇか..?女に。』
デイダラ「そこは、触れないでくれよ。うん」
そんな会話が続きながらもサソリはデイダラにお姫様抱っこをされながら歩いてきて。
数分後
宿に着いて。
デイダラ「着いたぞ。旦那」
サソリ『あぁ..』
デイダラから降ろされ
デイダラ「そういえば、あんた、背縮んだ?うん?」
サソリ『さぁな..』
デイダラ「ん、そうか。」
宿の中に入っていって
案内人「いらっしゃいませ」
デイダラ『2名だ。うん』
案内人「2名様?!も、申し訳ありません..、今、お部屋が1部屋しか開いておりません..。それでも宜しければご案内出来ますが..」
お辞儀を何回もする案内人の女性
サソリ『(1部屋しかねぇだと?..此処は、違う宿に行くしかねぇな..)おい、デイダラ..』
デイダラ「別に構わねぇぞ?男二人だしな。な?旦那?うん?」
サソリ『(?!こ、こいつ..、余計な事を..)ッ..』
フンッと怒ってる態度をデイダラに見せるサソリ
デイダラ「とにかく、1部屋で良いぞ」
案内人「ありがとうございます!では、ご案内いたします」
案内人に付いて行く芸術コンビ