第8章 居場所
『ところで、お前はホントに何してたんだ?』
『......』
『なんだよ言えよ♪』
『オイラも気になるんだけど!』
メリオダス、バン、キングにしつこく聞かれながらも無言でいるとエリザベスが
『私になら話してくれますか?』
と言われ、私は話すことにした
自分の事を、過去の事を、この間あったことで...覚えている事、全部を
エリザベスとディアンヌだけに
信じてもらえないと思っていたのだが、以外にも信じてくれた
そして、頑張ったねと
エリザベスとディアンヌの大きい手で撫でられ...その温もりと優しさについ涙が出た
『あ、そうだ!真依、お帰りなさい』
『!......ただいま』
ディアンヌとエリザベスにそう言われて初めて見せるであろう笑顔でそう答える
その後半強制的にバンとメリオダスの料理を食べさせられた
メリオダスの不味かった
もう食べたくない
けど、それでも嬉しかった
ここにある皆の笑顔が私の幸せだと思った