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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第32章 那月+砂月×制服



**

翌月

"今月の学校新聞みた?例の双子特集!"

"もう読んだ?"

"読んだよ!記事書いた子、読者のことわかってるわぁ…"


『フフッ…好評のようね…』

影から噂話をかき集める私。

先月の取材から
いつもの2人の雰囲気をなるだけ壊さないよう、
少しのお遊びを入れてみた。

「"特集!
あの双子に愛されてみませんか?"だぁ?」

私の背後から文句言いたげな声が聞こえる。

「"那月のところなんか行くなよ…
お前は、おとなしく俺の腕に収まってろよ…な?"
だって〜、すごくさっちゃんぽいね!
写真とも合ってる!」

と、肯定的な那月。

『でしょでしょ?
砂月ってば、ツンデレだったんだなぁ〜って
書いてて気づいたよ〜』

「うるせー!
那月ぃ〜、そういうお前は

"さっちゃんのところにいかせない。
どうしてかな…キミだけはさっちゃんに譲りたくないんだ"
だってよ。
うまく作られてんな。」

『この那月の写真、
我ながらよく撮れてるよね。

ウンウン』

「褒めてねーから。」

「でも、○○ちゃんが僕たちのことを
考えてこれを書いてくれたんだって思うと、
すーっごく嬉しいです。

多分、さっちゃんも。」

『2人とも…//』

私が初めて部活動っぽいことやったけど、
うまくいってよかったぁ…//

2人とはまた、距離を置いた生活に戻っちゃうけど、
日々が充実してるから良しとしよう。

晴れた空に大きく伸びをして、
私は教室に戻っていった。



**

そのころ、新聞部では…



「いや、全然俺の考えてた趣旨と違う!」


という部長の切実な叫びが響いていた。



END


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