• テキストサイズ

[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第32章 那月+砂月×制服




『ただいまー』

誰も帰ってない家にただいまをいうと、


「お帰り〜」

私の部屋から
砂月の声がした。

『はぁ〜…』

いつものことだけど、
二人は私の部屋に勝手に居座っている
不法侵入者だ。

ガチャ

ドアを開けると

妙に綺麗にされたベッドが見える。

砂月も那月も私が帰るのを
静かに待って、
私がドアを開けると…

「お帰り」
「お帰りなさぁ〜い」

と、立って出迎えるのだ。

ほんと…気味が悪いくらいに
私のことを特別扱いしたがる。

『た、だいま…』

バッグを机の上に置き、
ドアのあたりで待つ二人のそばに
そっと寄ると…

「今日も可愛かったよ…」

と、私の髪を長い指でとく砂月。

「○○ちゃん、全然僕たちのところに来てくれないから、
変な男に攫われてるんじゃないかって…
いつも心配なんですよ?」

と、そっと私のことを、抱きしめる那月。

『私も…二人といたいけど…』

「那月、わがまま言うな、
俺たちといたら、また○○がなにされるかわかんねぇだろ?
変な男より、狂った女の方が俺にとってはこえーよ。」

そう言いながら
私を横抱きにしてベッドにそっとおろす砂月

ベッドに横たわって二人が
私の上に乗っかるのを待つ。

「今日は…お母さんたちは?」

『大丈夫…2人は今日、遅くなるって。』

共働きの両親は
私が1人でご飯作れるようになったり、
1人で家で留守番できるようになってからは
一層帰るのが遅くなった。

だからというわけではないが、
私は毎日のように
放課後、この2人とイケナイことをしている。

2人の歪んだ愛が
私をも歪ませた。

事の発端は小学3年生の頃だ。


/ 449ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp