第30章 レン×吸血鬼
「よろしかったのデスか…??」
「えぇ…
あの子にはずっと寂しい思いさせてきたんだもの…
急に私が束縛できないわ。」
手をつないで森へ帰っていく2人を
窓から覗く。
「それより。」
すると、女王はワタシの方を向いて
「あの2人、なぜ貴方のことを知っていたのかしら?」
ジーっとワタシをみつめる女王。
「あ、それは…その…//」
「言い訳は無用です。
あの2人に会いましたね?」
「う…すいまセン…」
それからワタシはこっぴどく叱られることになる。
**
『お母さん…お母さん…っ//』
「嬉しいんだねレディ…」
つないだ手をぶんぶんとふって
るんるんと音符がなってる彼女。
2人のことを認められて
内心俺もウキウキ…///
2人の初めてのクリスマスは
ありえないほど、
幸せな気持ちで終わることができた。
「○○…?」
『ん〜??』
「結婚…してくれるかい?」
『へっ!?!?
…………うん……////』
「絶対に幸せにするから。」
END