第29章 嶺二+蘭丸×ミニスカポリス
「これから、
"連続婦女暴行事件"の捜査会議を開始する‼︎」
…いよいよだぁ〜っ
警視庁の捜査本部に連続婦女暴行事件と書かれた看板が立てられ
捜査会議が始まる。
捜査一課に配属になって初めての事件。
私はそのホシをあげることを夢見て
会議に集中した。
私は赤松班のメンバーで、
先輩の吉村さんとペアで行動することになっている。
「捜査内容の確認だ。
ここ1ヶ月の間10代から20代の女性を狙った
婦女暴行事件が相次いでいる。
我々は同一犯の犯行とみなし、捜査に当たる。
被害者に死者はないが、
全員、犯人は覆面で顔を隠していたと供述している。
精神を病んでしまっていることから、詳しい内容は
ほとんど聞き出せていないが、
被害者から聞ける話としては十分だ。」
「白石班は覆面、衣服の形状、犯人のものと思われる付着汗等から犯人の特定。
青木班は被害者女性達の人間関係の洗い出し。
赤松班は犯行現場付近での聞き込みに当たれ。
以上、解散。」
「『はいっ!!!!!』」