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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第28章 トキヤ×チアガール






『って….こんな話されても困りますよね…
未だに初恋引きずってて…
重たいっていうか…』


「そ、そんなことは…ありません!!!
…□□さんのお話聞けて、
嬉しかったです…」


さらに私は萎縮して縮こまってしまう□□さんの手を握り


「順序は間違えましたが…
もう一度言います。
貴女が好きです…私とお付き合いして下さい。」


と告白します。


『え、えぇ!?!?////


い、一ノ瀬さん、
私の話……』


「聞いてました。
でも…だからこそ、私は貴女に思いを伝えた。」


『…?』


私の言った言葉の意味が分からなかったのか
ポカンとする彼女。


「私…が、貴女の初恋の"図書室の人"です。」


『!!!



か、からかわないでって…!!!』


「本当です。
○○中学ですよね?」


少し怒った表情をする彼女の言葉を遮る私。

すると

『うそ……』


と驚いた顔をする□□さん。


「本当です…
貴女と同じ中学で、
体育祭のとき一目惚れしてから
ずっと貴女のことが好きです…」


『そ、そんなドラマみたいな話…

それに、中学校の名前なんて
少し調べれば分かる話です。』


「ドラマみたい…
確かにそうですね。

でも真実です。

体育祭のとき一生懸命応援合戦をしている貴女も
負けて悔し涙をみんなに見せられなかった貴女も
毎日のように作曲家の夢に向けてピアノの練習をしていた貴女も
図書室で難しい本を読む貴女も、
大好きでした…。」


『な、っ、んで…それを…////』


同じ中学の友達でも知らないようなことを
私が知っていたことに驚いたのか
大きな目をぱちくりさせて私の顔を覗く彼女。


「…ずっと、ずっと好きだったから…

例え話しかけられなくても
覚えられていなくても
貴女のことが忘れられなかった

そして、この学園で再び出会った…。」


だから…


「これが私の本心です。
どうか、受け取ってください」


握る手を少し強めて
しっかり彼女の目を見つめる




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