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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第28章 トキヤ×チアガール






「うぉおおおおおお‼︎‼︎」




翔が四ノ宮さんを追いかけて
一瞬にして追い抜きます。
しかし、




「あっ、翔ちゃん‼︎
僕も負けませんよ〜、待って〜‼︎翔ちゃ〜ん♪」





「ぅげっ⁉︎⁉︎
那月のヤロー、全力でおいかけてきやがる。




でも、




だてにお前から毎日逃げてるわけじゃ
ねーっつの‼︎‼︎」





四ノ宮さんの加速に順応して
自らも加速する翔。




毎日追いかけられるの、辛かったんですね…




全員が暖かく見守る中、
翔はかなり四ノ宮さんと距離をあけてゴール‼︎‼︎





なんだか、不思議な戦いでしたが勝ったんですね…



ホッと胸を撫で下ろしていると
「□□っ!!!!」


ギュッ


と翔が□□さんを抱きしめている光景が見えます。



「…………はい?」



…なんですか、これは。



翔は、
「勝ったぜ‼︎
俺たち優勝だぁぁ‼︎」
と、彼女を抱きしめたままピョンピョンと跳ねます。



□□さんも、

『ほんとですね‼︎
よかったです‼︎優勝‼︎』

と少し、興奮気味。



プチッ



私の中で何かが切れる音が聞こえて
そのまま
□□さんの腕を掴み、ズンズンと歩いていきます。



『い、一ノ瀬さん⁉︎⁉︎
あ、あの…』



不安がる彼女に見向きもせず
一直線に進んでいく私。



「…」



怖がらせてすいません。
でも、あなたが悪いんです…





**


「やっと、自分に素直になったな。」


□□とトキヤの背中を見つめながら
あくびをする俺。



「あぁ。これもおチビちゃんのおかげだね?」


こう言って、なんでも見透かして
ニヤニヤと笑うのは同じクラスのレン



「うるせぇ、
この役俺に得がなさすぎだろ。」


俺はリレー前にこいつに
優勝したら同じクラスの□□に抱きつけって言われたから
その通りにしたのに
結局は

「まぁ、そう言わないの。
友達のためだろ?」


こいつの"面白いコト"に付き合わされただけらしい。



「…まぁそうなんだけどさ…」








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