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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第28章 トキヤ×チアガール







『一ノ瀬さん、聞いていますか?』


「あ、は、はい…」


彼女は僕の作曲家パートナーとして
早乙女学園に来ています。


アイドルには興味がないが、
すぐに作曲家としてのデビューが決まる
この学校を踏み台にするんだとか…


再開したときは
それは嬉しかったですよ…

結局私のことすら認識していないまま
彼女は卒業していったんですから…

まぁ、彼女は私と同じ中学校だなんて、
知らないんでしょうけど。


また、チアリーダーの服、着て欲しいです…




**




そんなある日


「体育祭のお知らせ?」


寮の壁一面に貼られてあるポスターに
目が留まりました。


「あ、体育祭やるんだ〜!
楽しそうだね」

と音也が後ろから話しかけてくる。


「えぇ。
体育祭…これは素晴らしいです。」


「あ、うん…そだね…
(珍しくノリノリだなぁ…)」


「ほぅ…体育祭か…
俺は昔、応援団長をしたことがあってな…」


「へぇ…
聖川が応援団長ねぇ…」


「なんだ。」

「いいや…
俺もやってみたいな…と思ってね…」


なにやらぞろぞろと集まってきました。



「へぇ…体育祭ですかぁ〜
面白そうですね。」


「お前のメガネを飛ばさねぇ工夫しなきゃだな。」


「確かに、那月の眼鏡は死守しないとだね。」


「え~?
なんでですか〜?」


「当日は弁当を作ってこいと書いてあるな。」


「あ、ほんとだ…
そんなの作れないよ~
ってことで、まさ!お願い!」


聖川さんに手を合わせてお願いする音也。


「確かに、聖川のご飯はうめぇもんな!」


「僕手伝いますよ〜」


「やめてくれ。」


と賛成の様子の皆さんを
微笑ましくみていると


「イッチーも手伝ってやれよ。」


と、レンが余計なことを。


「何故私が。
まぁ、しかし、聖川さんとなら
仲良くできそうですし…
かまいませんよ。」


結局こうなってしまう。


「やったぁー!
じゃあ俺たち合わせて6人分
よろしくな!」


「え、えぇ。」

笑顔が眩しい…


「そうと決まっては
買い物に行かなくてはいけないな。」


「そうですね。
買うものだけリストアップして
前日に買いに行きましょうか。」


「うむ、そうしよう」


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