第27章 日向×スク水
月宮先生は
「それって…
やっぱり龍也のせい?」
と、少し寂しげな表情をする。
『……せい、、というか…
私たち付き合って
半年もたったのに、
未だに子供扱いというか……
隣にならんで
歩けてない気がするんですよね…
そういうこと、
最近すごく考えてしまって…
なんというか、
これってりゅ…先生が悪いのかな?って
私が本当に子供だからかな?って
思い始めてしまって……』
月宮先生に
またこんな相談をしてしまう私。
私、先生に甘えすぎだよね…
「○○ちゃん…」
『っていっても、
先生と別れる気ないんだから
田中くんには、
ごめんなさい
しなきゃですよね…!!!
すいません!
暗い感じにしちゃって…
また、なんとか頑張ってみますね!』
私はこの空気に堪えられなくて
元気なふりをして
拳をぐっと握った。
「そ、そうねっ!
私も応援してるからっ
また、何かあったら言いなさい?」
月宮先生もそんな私を
励ましてくれた。
『…はいっ!
ありがとうございます!!』
私たちはそのあと
二人で教室に戻った
**
私は授業中
色々考えてみた。
少し怖いけど
龍也くんに
この気持ちを伝えて
龍也くんの本音を聞きたい。
龍也くんは優しいから
私と仕方なく付き合ってるだけなのかな?
とか、
アイドルって少し
疲れやすいから
尽くしてくれる誰かが
ほしかっただけなのかな?とか
手軽にsexできる相手が
ほしかったのかな?とか
私の何が好きなのかな?とか
私で妥協してるのかな?とか…