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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第26章 おまけ







放課後



「なんで、ランランまで着いてくんのさ…」



「あたりメーだろ。
こいつに何かしやがったら
許さねぇからな。」




『‼︎…蘭丸さん…//』




「あー、もう
僕の前でイチャイチャすんの禁止ー!
ただでさえ傷心中なのに‼︎」



『あ、ごめんなさいっ;;
空気読めなくて』



「イチャイチャなんか
してねーっつの。」



「してますぅ〜
ツンデレじゃなくてデレデレだよランラン‼︎」



「ツンデレでもねーっつの。」



そんな会話をしながら
家に到着。




あったあった。




なんて、華ちゃんの部屋から
マフラーをとっていく。




『先輩、ありましたー?』



ストーカーちゃんが覗きにくる。
ランランはおトイレみたいだね。




「うん。
あった…よっ⁉︎⁉︎」




ツルッ…ドサッ




部屋から出ようとしたら、
マフラーを踏んで滑って
ストーカーちゃんに覆い被さるように
倒れてしまった。





ドンっ





この音に驚いたのか
ランランが駆け足で階段を上ってくるのがわかる。






やば…





「れ、嶺二先輩⁉︎
大丈夫ですか⁉︎」




下からストーカーちゃんの声が
聞こえて
ハッとしたときには
もう遅かった。






「れ〜い〜じぃ…」





ひぃっ





そして、怖い顔のランランの後ろには





「嶺二‼︎なにしてんの⁉︎」



いつの間に帰ってきてたのか
怖い顔の華ちゃんがいた。




「あっ、これは誤解で…っ、」




「お姉ちゃん!
大丈夫⁉︎⁉︎」




弁解しようとした僕はそっちのけで
ストーカーちゃんの方に駆け寄る華ちゃん。





ズキッ





僕は誤解でも華ちゃんが怒ってくれることを
想像してた





嫉妬して、嶺二のばかっ!!って、
走り去ることさえ
望んでいた。







なのに、なのに…






華ちゃんの判断は正しい。
とっさにストーカーちゃんを心配するのだって
当たり前だ。








けど…






とっさに取った行動だけに
余計悔しい。





ストーカーちゃんへの愛に
勝つもりは毛頭なかったけど
現実をつきつけられるとやっぱり悔しい。







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