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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第24章 カミュ×スーツ







コツコツコツ…








ヒールの音を響かせて
俺の机の前で立ち止まる女…







名を□□ ○○という。








『課長…明日のプレゼンの資料できました。








確認、お願いします。』








「お、早いな……








あとで目を通しておく。








愛島のフォローをしてやってくれ。」








『はい。お願いします。』








ペコッとお辞儀をして
デスクへ戻る彼女は








仕事はできるし、
容姿も端麗、礼儀正しさと
清潔感をもちながら
対人面にも優れ、







オフィス、いや
部署中の人気者だ。








そんな彼女と俺は
役職がら一緒に仕事をすることが多い。







そこから生まれる信頼関係もある。








「ありがとうございマス。








助かりましタ。」








『いえいえ、








愛島くんはまだ
この部署入ったばっかりだもん。








困ったことは何でも聞いてね?』








「ハイ。」








こんな、誰にでも優しく
誰にでも平等な彼女のこの笑顔を







独り占めしたくなるなんてこと、








表には出してはいけない感情だ。








そんなある日








『グスッ……グスッ…』








ひとけのない休憩室で








泣いている彼女を見つけた。








「□□?」








と声をかけると








はっとした様子で
さっと涙をふきとり








『か、課長、








どうされました?








珍しいですね








この棟にくるなんて…。』







と、笑顔をつくった。









俺はそんな彼女にそっと
近づいて







少し垂れ下がった
前髪をサラッと耳にかける








一瞬目を閉じて
ビクッとした彼女が








徐々に目を開く…








『かちょ…』








「俺にしておけ…」








ギュゥゥッ…








『へっ!?!?/////』








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