第23章 藍×SM
『ぁ、はい…
ごめんなさ…っ、
美風さっ、ごめんなさい、っ////』
涙をうかべて
こう謝る彼女は
自分の淫乱さを謝罪しているのか、
さっきのことを謝罪しているのか
わからなかった。
**
こうして、一週間ほど
彼女の体を弄んだ。
彼女はすっかり
僕にしか感じられない体になっていた。
僕の声だけで
顔を赤らめ
僕の指先だけで
ソコを濡らし
僕の性器だけでイク体。
僕は分かったんだ…
これが調教で、
これが愛だって。
○○が僕から離れられなくなる度に
僕も○○から離れられなくなる。
僕は気づいたんだ。
これが僕なりの愛し方なんだって。
他のカップルが
手を絡ませて微笑み合うように
僕たちは
体を絡ませて微笑み合う。
他のカップルたちが
何処かへデートへ出掛けるように
僕たちは
薄暗い部屋のなかでお互いを知りつくす。
でも、他のカップルたちと違うのは
僕たちは絶対に離れられないと言うこと
『はぁっ、…藍、あ、いっ…』
「○○っ、
出会いはあんなだったけど…
僕、君のこと好きだよ。
絶対に離してあげないから。
覚悟して。」
『あ、っ、うんっ!!////
私も、藍のこと、
絶対に離してあげないよ…////』
END