第22章 蘭丸×スポーツユニ(後編)
「れーいーじぃ………」
「ぎゃー、
ランランこわいよぉ~;;」
「ったく、なんで
お前、きてんだよ!!!」
「荷物持ちでーす」
嶺二先輩は
華絵の肩を抱いてこういう。
『えっと、、…??』
「まさか……;;」
「僕たち付き合ってまーす
今日から」
「まぁ、仕方なくね。」
「ひどぉーいっ!!」
「近い、うるさい。」
『ふっ……』
みんな普通でよかった。
変に気を使われても辛いだけだもん。
笑えてる。
よかった。
**
退院した次の日
『お騒がせしました』
私は先輩の家に来ていた
「いや、
謝るのは俺の方だ。
ごめんな。
辛い思いさせて。」
『い、いえ…//』
「なにか、俺にしてほしいこと、
あるか……??」
『へっ!?!?//』
「お前にはしてもらって
ばっかだったから。
俺もなにか…って思って。」
『………えっ、と…//』
「その顔はあるんだな?」
『えっ、と………//』
「なんだ?
おれにできることなら
なんでもしてやるぜ?」
『あの……その………
シ、シてほしいです……////』
私は未だにあの記憶に
苦しめられていた。
『上書き…したいから、、
メチャメチャにシてください。』
私はそう言って
先輩の腕のなかに
飛び込んだ。
「……分かった。
その代わり、
寝かせてやらないからな?」
『っ、…///
はい…////』