第22章 蘭丸×スポーツユニ(後編)
シャッ
試着室のカーテンを開けると
「っ!!!??///
□□…なのか……??」
驚いた表情の
聖川くん。
私は変なのかな?
何て思いつつ
額をかく。
『そ、そうだけど……//』
そこに、
「ね?お姉ちゃん、
美人でしょ?」
と、何故か得意気な
華絵。
『もっ、もう!
からかわないでっ!』
「はいはーい。」
そんなことを
何度か繰り返して
自分のお気に入りの浴衣を
見つけた。
**
花火大会、
明後日かぁ……
明日、もう一度
蘭丸先輩にどうして怒ってるのか聞いて
きちんと謝ろう…
**
その頃、
蘭丸と嶺二は…
「らんらん、まだあの事
彼女に聞けてないの?」
と、蘭丸の家で
話し込む。
嶺二が、部活をサボって
○○とsexばかりしている蘭丸を
何とかしようとしにきていた。
「いや………。」
何か事情を知っていそうな嶺二と
少し弱気な蘭丸。
じっと蘭丸の目を見つめて
次の言葉を待つ嶺二に
蘭丸は
「はぁー……」と、
掌で顔を覆うと
ポツポツと語り出した。
**
嶺二side
この間の土曜日
テスト期間中だったかな…??
ランランと二人で
僕のバッシュを買いにいってた。
久々のランランとのお出掛けに
変にテンションが上がっていた。
いい買い物ができたー、
なんて二人で満足げにして、
「腹減った。
飯でも食うか…」
ていうランランに
「さんせーい!
嶺ちゃんも、お腹ペコペコ~」
何て言って
近くのファミレスに入った