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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第21章 蘭丸×スポーツユニ (前編)








**



翌日








昨日の少し距離の縮まった感覚を
思い出しては







ニヤニヤしている私。








もう、止まりません








教室の至るところから
あの子どうしたの?







なんて声が聞こえるけど








気にしない。








そんなウキウキになってる理由はもう一つ。








1ヶ月後の花火大会に
浴衣でデートすることが決まったから。







帰り道に
花火大会のポスターがあるなんて、、







神様が私に味方してる!!








そんなことをずっと考えていた。









教室でのほほんとする私を
じっと見つめる黒い影があったことにも気づかず。







**








蘭丸side







なんか変な気分だ…
昨日あいつが家に来てから







自分がおかしい。








それまで頭から離れなかった
俺の片想いの相手の顔が
ほとんど頭から消えてる。







携帯の写真を見ても
前ほど会いたいとか欲しいとか
思わなくなってる。







「で、どうなのよっ??」








と、横から話しかけてくる嶺二には








この気持ちはまだ隠しておく。








「何もねぇよ。








ヤるまでいけなかったぐらいだ。」








そう吐き捨てる俺に








「おっ?珍しい~♪








ランランも学習したのかなっ?







それとも、
新しい恋への一歩踏み出しちゃった?」






と、勝手なことを
ベラベラ喋るこいつ。







言うんじゃなかった。








「うるせぇ…(ゲシッ」








「いっ!!?








いったいよぉー!!らんらーん!!」







ほんとうるせぇやつ。









俺たちがふざけていると







聞き覚えのある
「失礼します。」






という声が聞こえた。








教室の入り口を見ると
2年の女子…








つか、七海じゃねぇか













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