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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第18章 翔×制服ブレザー








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木曜日。











「本当に今日居ないの?」








朝学校に行く俺の背中に
こう聞く○○。









俺は家に居たくなくて
那月と遊ぶことにした。








「居ねーよ。







あいつくんだろー。」








『そうだけど………』








俺はこのときの
こいつの少し浮かない顔なんて
見向きもせずに
家を出てしまった。







**








「はぁ!?!?








今日無理になっただと!?」








「ごめんね、翔ちゃん。








今日お父さんとお母さんが
久々に地元から顔を出してくれるって
言うから……








翔ちゃんもくるなら、
暇は潰せると思うけど……」








学校で突然の予定変更を強いられる俺は








すげぇ焦ってる那月に








「ん、じゃあもういいよ。








楽しんでこいよ。」








「ごめんねぇ~!!;;;」









「ッ!!?








わかったから離れろッ!!!!」











**








俺は結局家に帰って
テストの勉強をすることにした。









玄関に着いてポケットを探すと、









「ねぇ……」








いつも入ってるはずの鍵が
なかった。








仕方なく俺は
ベランダによじのぼって
俺の部屋にある
小さな窓から入る。







机にそのままにしてしまっていた
鍵を見つけて一息つく。








「……あ、靴…」








玄関に靴をもどしに
部屋を出ようとすると








『ただいまー。 』









○○が帰ってきた。









「お邪魔しま…す」








あいつと一緒に。









「げっ。」








俺はドアノブにかけた手を
さっと引いて







息を殺して
聞き耳をたてた。









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