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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第17章 砂月×ケーキ








少し歩いてベンチに座ると








木陰に吹く暖かな風が
心地よくて
眠たくなる…








「ふぁあ……」








俺は、大きくのびをして
あいつが来るのを待った。








かれこれ20分ほどたったが、
○○はいっこうに
来る気配がない。








「?」








おかしく思い、
ベンチから立ち上がって
さっき見かけた
クレープ屋に行ってみる。







「いねぇ……」








俺を探してるんじゃねぇかと
電話をかけてみると








プルルルル









プルルルル









ザーッ








「もしもーし」








○○じゃねぇやつが出た。









「あ?」








『砂月くんっ!!!』








遠くの方で○○の声が聞こえる。








「○○!?








お前、誰だ。」








電話の相手に自分の声が強ばるのが分かる。








「女は人質だ。








助けたければ、
××倉庫まで一人でこい。







早くしないと……








女に何するか分かんねぇぞ?」








『きゃっ!!








触んないでっ!!!』








ツーッ




ツーッ





ツーッ






「チッ…」








俺は指定先まで
ダッシュで向かった。








○○っ!!!








**







○○side








薄暗い倉庫の中で
椅子に手と足をくくりつけられて







いつもの力が出ない。









『こんなことしたって無駄よ!!!』








そんな不利な状況でも
キッと相手を睨み付けて
威嚇する。








「おう、おう








ホント威勢のいい女だな。








ま、こんな拘束されてちゃ
説得力もねーけどな。」








この前私に絡んできた男達が
砂月くんに仕返しするために
仲間を引き連れて








私を誘拐した。








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