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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第17章 砂月×ケーキ








復活した太った男に
殴られそうになりギュッと目を閉じる
彼女を見て








ようやく俺は助けに入った。








「うぜぇ。」








俺はいつもの馬鹿力で
その男たちを







一瞬にして殴り飛ばし
事なきを得た。







『………///』








「おい、大丈夫か?








次は絡まれんじゃねぇぞ。」








知らねぇ他人に何やってんだ俺。








はぁと息をはいて
その場を立ち去ろうとする俺の裾を








ギュゥと握って、








その女はこう聞いてきた。








『甘いもの…好きですか?』








**







あれから、
あの女の家(洋菓子屋)に連れていかれて








散々試食をさせられたあげく








名前やら学校やら、個人情報を
言わされて







今に至る。








『ケーキあるよー?








いらないのー?』








那月にはほとんど興味ないみたいで

甘いものを食べる那月には
ほとんど関心を示さなかった。








珍しい人種すぎて
どうしたらいいのか分からねぇ。








こんなことを考えて
油断していると









『みーつけた♪』








鬼が来た。








「こっちくるんじゃねぇぇぇえ!!!!!」








学校のグラウンドを走って逃げ回る俺に、
かなりの速さで着いてくるこいつ。








「あれ?那月……??








何やってんの?」








「バカ、あれは








那月じゃなくて 砂月だよ。








世の中いるんだな。








物好きってやつが。」








廊下から
グラウンドを眺めながら
会話をする音也と、翔。








「…でも、彼にはもったいないくらいの








素敵なレディだったよ?








………礼儀はなってないけど…」








なにか言われたのか
すごく落ち込んでいるレン。







「へぇ…大変…だね。」








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