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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第16章 真斗×花魁







「話は後だ!








林檎!お前もその豚を
捕まえろ。」








「えーっ;;;








わかったわよぉ……」








どうやら、味方らしい。








「こっちへ…」








『は、はい!!』









俺はさっと、
太夫を廊下へ連れ出し、
安全な場所に待避させ、








戻っていこうとする。








すると、ガシッと
袖を捕まれる







「っ!!?」








ばっと振り替えると
少し震えた声で








『あ、ありがとうございます…








あの、お名前…』








「……聖川だ…聖川 真斗だ。」








俺は震えている手を握りしめて
流れた涙を拭う。








『っ……//』








「怖かっただろう…








胸ぐらい貸すが…
要らぬか?」







彼女に笑ってほしくて
微笑むと、








『…っ、うぅ…








怖かったぁ…っ!!』








彼女は、俺の胸にしがみついて
泣きじゃくった







その様子はただの町娘となにも変わらない
健気で愛らしい少女だった。








**








一通り泣いて
疲れたのか
俺の胸でうとうとし始める。








そこに、








「いやぁ、久々の仕事だが、
骨のない野郎だったな。」







「そうね~…」








「ってオイ、なにしてる。」








部屋から出てきた彼女の兄に
少しにらまれる。







「もう、やめなさいよ龍也ってば!








この人がこの子助けてくれたんでしょ?」








「…ん、まぁそうだが…;;」








頭をかきながら
バツの悪そうな様子で








「ありがとな…」









とお礼を言われた。








「い、いえ、








こちらこそ、主がとんだ無礼を……」








俺は彼女を林檎さんに任せて
龍也さんと
話をした。







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