• テキストサイズ

落ちた一雫

第11章  シンドリア





結論から言うと、手合せで楽しくなってきちゃった王様がうっかり魔装してしまい、




レイ「お父さんのバカァァァアアッ!!」



とレイも魔装して王様の剣を叩き落として終わった。









レイ「ダメだって言ったじゃん!!」
シン「すまんレイ。つい楽しくなって・・・。」
レイ「ついじゃない。アリババ君たちと一緒に走ってきなよ。」




ちなみにアリババとアラジンは太りすぎのため、王宮内の森やら何やらを走って走って脂肪を落としている最中である。






レイ「・・・行こ、雄、蓮。」
雄「・・・はいはい。何処へ行くんだ?」
レイ「屋根上!」
蓮「レイ、屋根上で昼寝をしたら日焼けしてしまうぞ。」
レイ「じゃあ噴水のとこの日蔭で昼寝しよ!」
雄「分かった。」




レイを軽々と抱き上げて歩き去る二人。




ジャ「・・・。」




















































蓮「!誰だ!!!」

レイはすでに夢の中である。その隣で雄はレイの頭をなでている。蓮は気配を感じ取ったらしく、その方向に警戒している。



ジャ「・・・すみません。私です。」

蓮「・・・あぁ、ジャーファル殿でしたか。」







ジャーファルはその光景に違和感を感じた。
まるで、レン殿はユウ殿とレイを守っているようだ・・と。








雄「・・・蓮、不審者がここに入り込むわけないだろう。」
蓮「ですよね・・・。すみません、武器を構えたりして。」
ジャ「いえ、こちらこそ気配を消しながら来て申し訳ありません。」








そう、ジャーファルは気配を消してここまで来た。なのに、レン殿に気付かれた。・・・いや、恐らくユウ殿も気付いていたのだろう。








この二人は、一体何者なのだろう。






その疑問がジャーファルの頭の中を埋めて行った。



/ 132ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp