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【REBORN!】最初で最後の恋人

第11章 初の実戦







ツナ「妃莉ちゃん・・・
   もう一週間だよ・・・?
   いい加減目を覚ましてよ・・・。
   ・・・・・・・・・・・・
   ・・・・・ごめんね・・・
   俺のせいで・・・・」

ツナが妃莉の手を握り、自分の額を
妃莉の手に当てた時に、ツナの涙が
妃莉の手に流れた。

『ツナ・・・くん・・・?』

ツナ「妃莉ちゃんっ!?
   目が覚めたんだね?」

『うん・・・ツナくん・・・
 泣いてる・・・。』

私はあの時ツナ君が私にしてくれたように
ツナ君の涙を拭ってあげたかったのに・・・

ツナ「これは・・その・・・」

ツナ君は私と繋いでる逆の手を使って
自分で涙を拭う。

『ごめんね。また心配かけて・・・。』

ツナ「そんなのはいいよ。
   妃莉ちゃんが目を覚ましたって
   知らせてくるよ。
   みんなすごく心配してたから。」

ツナ君は私の部屋から出ていこうとする・・・

『まっ・・・て・・・!
 いかないで・・・。』

私はまだ手が動かないのでなんとか
口だけで自分の意思を伝える・・・

ツナ「妃莉ちゃん・・・どうしたの?」

ツナ君は言いながら私の近くまで
戻ってきてくれる。

『ツナ君に聞きたいことがあって・・・。』

ツナ「俺に聞きたいこと?」

『うん・・・。』

ツナ「なに?」

『・・・私と知り合ってそんなにたってないのに
 どうして自分がボロボロになってまで
 私のことを助けようとしてくれるの?』

ツナ「それは・・・///」

『正直あの時・・・・
 ツナ君がこれ以上傷つくのが
 嫌で・・ヴァリアーに入ろうかと
 思った・・・。』

ツナ「何言ってるのっ!」

『ツナくん・・・。』

ツナ「妃莉ちゃんを助けるのは
   俺の我儘かもしれない・・・。」

『え・・?どういうこと・・・?』

ツナ「俺が妃莉ちゃんと離れたく・・
   手放したくないんだ・・・!」

ツナ君が顔を赤くしながら言った。




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