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【REBORN!】最初で最後の恋人

第11章 初の実戦






ヴァリアーが去っていったのを見届けると
私はすぐ後ろで倒れているツナ君に
近寄り・・・

『ツナ君!大丈夫?
 ・・・・って大丈夫なわけないか。』

ツナ「妃莉ちゃん・・・」

『安心して。すぐに治してあげる。』

ツナ「妃莉ちゃん」

治癒能力を使おうとした私の手を
ツナ君が止めた。

『ツナ・・・くん・・・?』

ツナ「大丈夫。妃莉ちゃんだって
   いっぱい能力使って疲れたでしょ?」

ツナ君の方がボロボロなのに
私のことを心配してくれるんだ。
そんなツナ君の優しさに私は
涙を流してしまった。

ツナ「妃莉ちゃん・・・泣かないで・・
   俺は、大丈夫だから・・・」

ツナ君は動かすのもやっとの手で
私の涙を拭ってくれる。
そのツナ君の手に私も自分の
手を重ね・・・

『私のせいでツナ君を
 こんな目に合わせて
 ごめんね・・・。それと・・
 私を守ってくれてありがとう。
 ツナ君には本っっ当に
 感謝してるの!
 ツナ君が言ったとおり、私もちょっと
 疲れちゃってるみたい・・・
 だからちょっとしか
 治せないかもしれないけど治させて?』

ツナ「分かった。ありがとう。」

私はツナ君のことをたくさん考えて、
たくさん想いながら祈った。

祈り終わりそっと目を開けると・・・

ツナ「妃莉ちゃん・・・
   俺の怪我全部治ってるよ・・・
   そんな力どこに・・・・」

『ホント・・・?よか・・・た・・・』

ツナ「え・・?
   妃莉ちゃん!」

私はツナ君の怪我が治ってるのを
確認すると意識を失ってしまった。

ツナは急いで妃莉を抱き上げ
アジトに帰った。


・・・・・・・・・・・・・・・

???「いいの見ちゃった」

その時妃莉の能力に気づいた人が
もう一人いたことにそこにいる
全員は知らなかった・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・





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