第9章 お泊り!?
私は予定通り1週間体を
休ませ、修行を再開したある時・・・
『今日もありがとう。
また明日もお願いねーフラン君。』
フラン「わかりましたー。」
『じゃあ、またあしたー。
バイバイ。』
フラン「あ、妃莉ちょっと待ってくださいー」
『ん?何?どうしたの?』
フラン「ホントにヴァリアーに
入る気ないんですかー?」
『え・・・?』
フラン「ミーも妃莉がヴァリアーに入ってくれたら
嬉しいんですけどー・・・。」
『フラン君・・・ありがとう。
だけど、私はツナ君たちから
離れるつもりないんだ・・・。』
フラン「妃莉・・・ミー諦められませんー。
どうしてもダメですかー・・・?」
私がヴァリアーに入れないってだけで
こんなに悲しそうにするなんて・・・。
フラン「!! 妃莉!?」
私はフラン君を抱きしめていた。
『そんなに言ってくれるのはすごく
嬉しいよ。でも、いくらフラン君の
頼みでもこればっかりは聞けない・・。
ごめんね・・・。』
そう言って私はフラン君の
頭を撫でる。
フラン「わかりましたー・・・。
でもミーは諦めませんー。
もちろんミーだけじゃなくて
ボスも諦めないと思いますけどー
今回は帰りますー。」
フラン君は寂しそうに帰って行った。
フラン君を見送ってから私は自分の部屋に
帰ってきたんだけど・・・。
あれ・・?扉が開かない・・・なんで・・・?
『どうしよう・・・』
私が困っていると・・・