第5章 たくさんのはじめまして
入ろうか。とドアに手をかけたそのとき
?「お、お前ぇっ!!」
ん?
男の子には高いと思われる声が
体育館内に響いた
何事か、とドアを開けようとした私に
山口「ちょ、ちょっとまって
様子を見てみよ?」
あなた「あー。そうだね」
ドアから手を離し
聞き耳を立てる
あなた「何はなしてるのかな」
月島「聞いてたらわかるデショ」
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?「いつか勝ってやると思ってたのに!
同じ学校だったら戦えないじゃねーか!!」
?「あ?お前・・・・
あ、あの小さい・・・・」
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山口「知り合いなのかな」
あなた「喧嘩?じゃないよね」
月島「それはないんじゃない」
?「勝負だああああぁぁぁぁぁ!!!」
あなた「なんか勝手に始めちゃってるけどいいのかな」
山口「いやぁ・・・」
月島「ほっとけばいいんじゃない」
蛍くんがドアを開けようとしたとき
ガラガラッ
はいってきたのは
灰色の髪の毛で
とてもやさしそうな顔をした人と
黒髪の短髪で
ちょっと怖そうなひと・・・
?「あれー?一年生?はやいなぁ」
え、なにあの笑顔
天使かよ