第12章 * 財閥どうし *
「…お父さん、勝手に行動してごめんね」
「いや、大丈夫だy」
"むぎゅっ"
「大丈夫じゃないでしょう?
香奈、仕事のことは私達に
任せなさいって何度いったら…」
「う、ごめんなさい…」
"ポン"
「まあ、でもしょうがないか…
この性格は私譲りだもんね」
「ありがとう!」
「でも、お母さん万が一のことが
あったら、理彩を守って
もちろん私も強力するけど
万が一のことがあればお願いね」
「ええ!もちろん」
「さて、そろそろご飯にしようk」
「…社長仕事です」
「…うっ…」
「…あら~、まさか仕事さぼって
た訳じゃないわよね…?」
「いや…その… ごめんなさい」
「ほら、さっさと行ってきなさい」
「う、はい…」
「…仕事終わったら、せなk」
「本当かい!?」
「冗談に決まってるでしょ(ニコッ)
…膝枕してあげるから」
「嘘じゃない…? ほんと)) 」
"むぎゅっ"
「さっさと行ってこい(ニコッ)」
「はい…」
…お父さん相変わらずだな…
高校時代から付き合ってるって
聞いてたけど、その時は喧嘩
ばっかりしてたらしい
でも、付き合ってお互いを知って
二人とも もっと好きになったみたい
それで、今でもそんな関係が
ずっと続いている
「お母さん、せっかくここ
来たんだし3人でご飯作ろ?」
「いいわよ!」
「やりたいかも…」
「あ、せっかくだしお母さん
おもてなししてあげて」
「はいはい」
「じゃああなた達はこっちに …お願いね」
「かしこまりました」
黒子君達は執事さんに
案内されて、部屋を出ていく
私達も少し経ってから部屋を出た